インプラント治療とは、失ってしまった自分の歯の替わりに、人工の歯を作製して噛み合わせを回復する治療法です。固定性であるためガタついたりせず、自分の歯のように噛めるようになります。インプラント治療を行うことで、治療後の噛む機能が正しく改善されます。慣れるまでは多少違和感を感じることもありますが、その期間を過ぎれば、自然の歯に匹敵する機能が得られます。人が物を噛むときの力は、想像以上に大きいものです。でも、丈夫なインプラント(人工歯根)なら、天然歯の歯根と同様に機能します。また歯冠の色や形も、歯科技術によって、自分の歯と同じように作ることが可能です。
- ストローマン社は、数多くの歯科大学と協力し、世界中で3000以上の科学文献を発表している会社です。 当院では、品質・臨床経験・安全性を考慮し、世界40カ国以上で使用され、国内トップクラスのシェア世界で成功をおさめている“スイス ストローマン社”製のデンタルインプラントを使用しております。
- 京セラ(KYOCERA)インプラントは、1978年に日本初のインプラント(歯科インプラント)として提供を開始した、日本の国産メーカーとして最も歴史のあるインプラントです。
- 上部構造(人工の歯)
- おもにセラミック素材のものを使用し、ほぼ自分の歯と同じぐらい自然に仕上げることができます。
- アバットメント
- インプラントと上部構造を接続するパーツになります。かみ合わせの状態によって、角度を微調整します。
- インプラント(人工歯根)
- 顎の骨に直接埋め込みます。術後はインプラントと骨が強力に結合しますので、とれる心配はありません。
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- インプラント
- 独立した人工の歯根を埋入するので、他の健康な歯に負担がかかりません。
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- ブリッジ
- 両隣の健康な歯を削り支えにするので、両隣の歯に負担がかかってしまいます。
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- 入れ歯
- 健康な歯に義歯を固定するための金具が必要な為、支えとなる歯に負担がかかってしまいます。
インプラント | 374,000円 ~ 495,000円 |
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相談・検査・診断・治療までの標準料金 |
- インプラント治療が失敗するほとんどの原因は、歯周病菌による感染です。そのため、インプラント治療を受ける場合には歯周病の検査と治療をしっかりとやってくれる歯科医院を選ぶことが重要です。当医院では、事前にしっかりと歯周病・虫歯の治療を行ったうえで、万全の状態でインプラント治療を行います。
- CT撮影(断層撮影)はからだを輪切りの状態で撮影、見ることが出来るようにする装置です。断層画像からは顎の骨の状態、深さ、厚さ、位置などを正確に確認することが出来ます。
- 診断結果をもとに、コンピュータを使って画面を見ながら一人一人の治療方法やそのためにかかる費用を説明します。治療に関しては、患者様にも現在の状態や治療計画をよく理解していただいた上で、治療を進めて行きますので、疑問・質問等は何でもお聞き下さい。
- インプラントオペは麻酔をしますので、痛みはありません。麻酔が切れた後に軽い痛みを感じることはありますが、痛みどめを服用するほどでもない場合がほとんどです。術後2、3日は少し腫れることもありますが、自然におさまりますので、仕事や学校を休む必要はありません。
- インプラントは歯周病菌に感染すると抜けてしまいますので、埋入後は定期的なメンテナンスで歯垢、プラークを落とし、口腔内を清潔に保つことが重要です。一般的には、3ヶ月に1回程度の間隔でメインテナンスを行います。メンテナンスはクリーニングですので、痛みはありません。また、毎日の歯みがきなど日々のメンテナンスを怠ると、永久的なインプラントの寿命を短くさせてしまうことになります。
- インプラントって何ですか?
- インプラントとは自分の歯に代わる人工の歯根のことです。
歯が抜けた場合、今までは見た目や機能を回復するためには「ブリッジ」や「入れ歯」しかありませんでしたが、インプラントにより今までの歯とほとんど変わりなく生活することができます。
インプラントは自然で美しい口元を手に入れることができる治療法です。 - 入れ歯やブリッジとどう違うの?
- ブリッジは 歯のない部分を補うために両隣の歯を削る必要があります。入れ歯は毎日取り外す必要がありますし、部位によってはバネが目立ってしまいます。
インプラントは健康な歯を削る必要もありませんし、見た目も噛む機能もこれらよりも優れています。
耐用年数もこれらのものよりはるかにいいのですが、保険がきかない、治療期間が長めにかかるというデメリットもあり担当の先生とそれぞれの治療法について話し合い、選ばれることをおすすめします。 - インプラントを埋めるのに年齢制限はありますか?
- インプラント治療には年齢制限はほとんどありません。
下限としては骨の発達が終わる20歳前後からで、医学的、解剖学的に条件が満たされている限りどなたでも治療を受けることができます。年齢の上限はありません。
あごの状態や健康状態がいい、持病で全身疾患がないなどの条件であればご高齢の方でも行うことができます。 - 治療期間はどのくらいかかりますか?
- インプラントを骨に埋め込んでから2~3ヶ月経過し、インプラント体とアゴの骨が強固に結合されたところで上の歯を入れることができます。
上の歯(かぶせもの)は型取り後、1~2週間後にできあがります。
骨との結合度が弱かったり、あごの骨の量が少ないために骨を造る手術が必要であったりする場合には半年から1年ほど治療期間がかかることがあります。
治療経過には個人差があります。 - 治療の間、歯を失ったところはどうしますか?
- 周囲の歯の状態にもよりますが、仮の歯や仮の入れ歯を入れることができます。
- インプラントの手術は痛いですか?入院の必要はありますか?
- 局所麻酔をしてからインプラントを埋め込みますので、ほとんど痛みは感じません。
ただし、手術が終わり、麻酔が切れてからは傷口の痛みが全くないわけではありません。
手術後痛みや腫れが出ることもありますので、処方された抗生物質や鎮痛剤を飲んでください。
入院の必要はありませんが、手術当日は激しい運動は控え、数日は安静にしてください。 - インプラントの手術後の歯の手入れは必要ですか?
- 毎日の歯みがきでは、歯間ブラシやデンタルフロスなどで歯と歯の間などの汚れもきちんと落とすように気を付けてください。 また、歯みがきだけではどうしても落とせない汚れもありますので、噛み合わせの状態や清掃状態をチェックするためにも定期的なメンテナンスが必ず必要となります。日ごろの清掃と定期検診はとても大事です。
- インプラントの利点は?
- ・良くかめる
・口の中の違和感がない
・見た目が自然できれい
・両隣りの歯を削らないでよい
・両隣りの歯を力の面からサポートしてくれる
・両隣りの歯を歯みがきのしやすさからサポートしてくれる - インプラントの欠点は?
- ・保険が適用されないのでかなり高額な治療になります。インプラントの治療費は通常一本30万〜60万円の場合が多いです。確定申告の医療費控除の対象になります。
・治療期間が長くかかります。治療期間は3か月から6か月、インプラント数が多く骨の無い部分が多い場合などで長くかかる場合1年以上になるケースもあります。
・手術が必要になります。